滋賀県議会 2022-10-25 令和 4年決算特別委員会−10月25日-03号
3点目は、同資料445ページの水産基盤整備事業で、ヨシ帯の造成や砂地の造成をされていますが、砂地の造成については水産課の事業の中でも大きな金額を占めています。この砂地の造成によって漁獲量にどういう変化があったのか、漁獲量が増えたのか、事業の成果とこの事業にこれまでどれぐらいのお金がかかっているのかをお伺いします。
3点目は、同資料445ページの水産基盤整備事業で、ヨシ帯の造成や砂地の造成をされていますが、砂地の造成については水産課の事業の中でも大きな金額を占めています。この砂地の造成によって漁獲量にどういう変化があったのか、漁獲量が増えたのか、事業の成果とこの事業にこれまでどれぐらいのお金がかかっているのかをお伺いします。
◆節木三千代 委員 何とか管理可能な状況にはしていただいているのですが、ヨシ帯の中など、かなり人力を必要とする場所もあると思うので、私たちも国に要望しているのですけれども、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 ◆中村才次郎 委員 南湖のあるべき姿を1930年から1950年代でという説明がありましたが、まず素朴な疑問なのですけれども、なぜその年代なのでしょうか。
◎山田 水産課長 質問をいただきました水産基盤整備事業についてですが、これはヨシ帯を造成する事業と砂地を造成する事業の二本立てで実施しています。 それぞれ約1.8億円ずつの予算ですが、このうち砂地造成につきましては、令和4年度も引き続き実施させていただきます。一方、ヨシ帯造成につきまして、今年度の実施を一度見直しまして、今年は新たなヨシ帯の造成はしないということにさせていただいております。
まず、ヨシ帯の造成については、もともと琵琶湖周辺に水ヨシ帯が99ヘクタールほどありましたが、開発や水位の低下の影響もあり非常に減ってきましたので、まずはその水準を目指して計画的に整備を進めています。全体として8割ほど整備が進んでいると思っています。
◎西川 農政水産部長 琵琶湖漁業の重要種でございますニゴロブナやホンモロコの増殖に寄与いたしますため、産卵繁殖場となります岸際のヨシ帯の造成および極端な水位低下に対応する浮産卵床の整備を行ってまいっております。
一方で、隣接する琵琶湖や内湖そのものに発達したヨシ帯があると、外来魚の密度が高くても在来魚種数が多いことが指摘をされています。 在来魚の種多様性保全には、オオクチバスやブルーギルの密度だけでなく、琵琶湖と内湖、内湖と周囲の水路や水田との接続状況や、地理的、気候的な要因、また、隣接する琵琶湖や内湖そのものに発達したヨシ帯があるかどうかなどの要素が影響していると考えられます。
この正月明けには、高島にもコウノトリが1羽飛来し、増殖したヨシ帯との間のクリーク状態のところでJO301という越前生まれの雄の個体が餌をついばんでいました。以前は近くの田んぼにつがいで飛来がありました。 栃木県小山市の渡良瀬遊水地のコウノトリも、最初は1羽でしたが、翌年、つがいで飛来し、産卵するようになり、ひなをかえした事例はラムサールの世界では有名であります。
まず、低迷する漁獲量、その原因についてということでございますが、ヨシ帯や内湖の減少などの産卵繁殖場の減少や、外来魚の食害などによる水産資源の減少が主要な原因となっております。また、年によりアユの成長不良やセタシジミの肥満度低下といった漁場の生産力の低下をうかがわせる事象も見られております。
5点目の、自然公園園地の公園管理経費の捻出、財源の獲得についてでございますが、水産庁の補助事業でございます水産多面的機能発揮対策事業におきましては、水域の環境および生態系の保全を目的としており、湖岸のヨシ帯や沿岸の砂地で漂着ごみの撤去や湖底耕うんなどを行っております。
一方、現在の琵琶湖は、魚介類の産卵繁殖の場であるヨシ帯の減少、水草の大量繁茂、湖底の泥化、外来魚の増加などの様々な要因により、多様な生物を育む機能が低下していると考えております。生物多様性が維持された生産性の高い環境を取り戻すため、ヨシ帯や砂地の保全再生や外来魚駆除などの取組を進めるとともに、適切な水産資源の管理により琵琶湖漁業の生産基盤を整備してまいります。
5 滋賀県ヨシ群落保全基本計画改定の検討状況について (1)当局説明 三和琵琶湖環境部技監 (2)質疑、意見等 ◆白井幸則 委員 ヨシ帯の面積ですけれども、昭和28年と同じぐらいまで回復してきているということで、これから質をということですが、ヨシ帯を保全する目的を達成するのにふさわしいようなヨシ帯というのは、今の255.8ヘクタールのうちどれぐらいの比率になりますか。
もう一度、写真の右側を見ていただきたいんですけども、(資料掲示)これ、今、湖北町のこのちょうど今の早崎内湖のすぐ近くなんですけども、延勝寺と海老江のヨシ帯の写真です。柳などの樹木が生い茂り、ヨシ群落が衰退をしています。これをヨシ群落を維持するためにはやっぱり区域を決めて抜本的な樹木の伐採が必要だと思うんですけども、来年度の予算は僅か175万円です。
在来魚介類につきましては、水ヨシ帯の造成や種苗放流などにより、ホンモロコなどに回復の兆しが見られますものの、アユ資源の不安定化など、全体として見ると厳しい状況にあります。 また、森林につきましては、捕獲や被害防除などの獣害対策により、ニホンジカによる林業被害面積は減少傾向にありますものの、下層植生の衰退が続いているという、こういう状況がございます。
お手元の資料の28ページの「琵琶湖とそれを取り巻く環境の保全再生を進め、健全な循環のもと水産資源を回復させる」というところの具体的施策のところで、例えば漁場環境改善の取組の推進のところの3つ目の点、ヨシ帯造成、砂地の造成、基盤整備事業、これは特に砂地造成は南湖の草津沖で行っている事業のことを指し示しておりますし、あとその次の水草除去や窪地の埋め戻しによる湖底環境改善、こういったものも基本南湖を意識した
表の3段目のところの漁場環境・生態系保全活動支援事業でございますが,ヨシ帯や藻場の保全,魚介類の種苗放流などの活動を行う漁業者らの組織に対し,沿海,霞ヶ浦北浦,内水面の3つの地域協議会を通じて支援を行いました。 次に,(イ)水産基盤等の整備でございますけれども,表の1段目の広域漁港整備事業では,那珂湊漁港の護岸や波崎漁港の防波堤の整備などを行いました。
◎三和 琵琶湖環境部技監 航行規制水域は、例えば、漁業、真珠の養殖に支障がある、ヨシ帯のすぐ近くで野鳥などの平穏を維持する必要がある、上水道の取水等があってその周りは入れないようにするなど、幾つかの目的に沿って指定しているものです。 便益という面では、例えば、湖岸に住んでおられる方の静穏な生活を守るために、航行規制ブイが役に立っていると理解することもできると思います。
あわせて、伊藤園からの寄附金を活用して、伊庭内湖ほかのヨシ帯の維持管理に係る費用に充てるものです。 ◆杉本敏隆 委員 柳の伐採等の維持管理を実施するということで、175万円上がっているのですが、今の柳の繁殖状況を見ると175万円ぐらいでは全然足りないと思うのですが、いかがですか。
あわせて、ヨシ帯や砂地造成、外来魚駆除、南湖での湖底耕うんによる水草根こそぎ刈り取り等を引き続き実施をし、これら重要魚種の産卵繁殖環境や生息環境の改善を進めてまいります。
この資料でお示ししたのは、もともとヨシ帯や砂地造成の基盤整備事業は10年、20年前からずっとやっております。そういった事業の背景のつもりで外来魚の増加という表現を使ったのですが、今の状況から見たら、確かに外来魚の影響などの表現にしたほうがよかったと思っていますので、そこはそのとおりだと思います。
先ほどの説明にヨシ帯などもありましたけれども、そうしたところをどうするか、合わせて検討していただきたいと思います。 ◎矢野 自然環境保全課長 大きく2点質問いただいたと思いますが、最初の年度末の状況で一気に駆除できるかというところです。